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福岡県日中友好協会会長の森山沾一先生よりメッセージ
2020-09-10 09:43

    祝福!福岡総領事館開設35周年

    開設35周年、本当におめでとうございます。

    中国と日本、両国の友好交流を国交のない時代から活動してきた福岡県日中友好協会より、お祝い申し上げます。

    福岡総領事館は、大阪、札幌に次ぐ3番目の総領事館として、1985年5月8日に開設されました。以来35年間、中国へ最も近い玄関口である、九州・沖縄・山口を管轄する拠点として数多くの業績を上げて来られました。

    1989年には環境に配慮した緑屋根シンボルの総領事館が建設され、福岡市都市景観賞を受賞したと聞いています。

    福岡県は古代より中国との関わりが深く、現在もその役割を果たしています。数千年前から稲作農耕文明の流入や交流の歴史と最先端の現代科学技術や文化・経済交流の地域であります。

    福岡県日中友好協会は創立以来、「民を以って官を促す」の趣旨を貫き、日中両国の懸け橋となる活動をしてまいりました。中国との交流では最も古くからの民間団体であります。

    全国日中友好協会初代会長の松本治一郎初代参議院議長は福岡出身であり、周恩来元総理とも親しい仲でありました。国交のなかった1957年、今から63年前に第1回福岡県交流団が貴国を訪問しています。その中で、福岡市議会議長も務めた高丘稔初代会長は「福岡領事館の早期開設」を要望しています。1972年の国交締結以前から、度々訪問団を組み、こうした要望を日中両国へ行ってきた事蹟があります。総領事館開設以後は私どもの活動や交流の場として多くのご支援を頂いてまいりました。

    福岡県だけでなく、九州、沖縄、山口を管轄し、西日本地区一帯の交流推進のリーダーシップを取ってこられたことに敬意を表します。1992年、江蘇省と福岡県の友好締結以来、さらに文化・経済交流の推進役として私どもの会を支えて頂きました。この場を借りて、お礼申し上げます。

    「日中新時代」の到来の中、新しく、律桂軍総領事をお迎えし、玄関口の総領事館としてますます活動・発展されることを祈念致します。

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