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山口県日中友好協会会長の金田満男先生よりメッセージ
2020-09-10 09:39

    中華人民共和国駐福岡総領事館設立35周年おめでとうございます

    山口県と山東省の姉妹都市締結は1982年8月12日に提携されました

    山口県内各市との姉妹締結は下表のとおりです。

    山口県、及び県内各市の皆様がそれぞれの立場で友好交流にご尽力され活動された結果が現在の中国、日本両国の民間友好交流に大きな力になっています。

    私が所属している下関市日中友好協会の活動を振り返ってお話をさせていただきます。

    日中国交正常化から2年後の1974年下関市長、市議会、経済界約20名の団を組み北京の中日友好協会を訪問いたしました。私は市議会議員として参加しました。当時はまだ直通の飛行機便がなく香港から深セン、広州に行きそこから飛行機で北京に入りました。中日友好協会を訪問しますと廖承志会長が我々を暖かく迎えてくださりました。友好都市を紹介いただきたいという事を中心にいろいろ、お話をいたしました。帰り際廖承志会長が『私が昔日本を訪れた時は馬上花を見る旅でした今度日本を訪れる時は馬から降りてゆっくり旅をしたいものです』と流暢な日本語で挨拶をされました。この言葉を聞いた時心の底から同じ東洋人だなと喜びが湧き出た事を強烈に覚えています。

    それから5年後の1979年5月8日廖承志会長が明華号で学生等600名とともに下関港に来られ友好都市は青島市でどうでしょうかと提案を受け快諾しこの年10月3日に下関市青島市友好都市締結を行いました。

    友好都市締結から今年で41年を迎えました。振り返りますと

    1985年10月日中平和祈念慰霊の碑建立

    竣工式には中国大使館、 鄭公使の他多くの方が参列して頂きました。それから現在まで毎年10月に中国人留学生をを招待して慰霊祭を行なっています

    2004年11月

    下関市・青島市友好都市締結25周年記念事業として、廖承志先生顕彰碑建立除幕式、祝賀会を開催しました。中国より青島市長夏耕様始め福岡総領事館総領事様他15名が参加頂きました。毎年10月に献花を行なっています。

    通年事業として全日本スピーチコンテスト山口県大会、中国人留学生による日本語スピーチ大会、日中友好交誼会など、どの会も35回を超え評価を得ています。

    私が山口県日中友好協会会長に就任致しました2014年6月福岡に唐家旋先生が来られ講演をされました。

    『今中国と日本は少しギクシャクしています。こういう時だからこそ民間友好交流を積極的に皆さん行なってください。』と熱弁されました。それを受け1週間後私は、山口県との姉妹都市山東省に職員を2度に渡り派遣し山東大学にて日本語スピーチ大会を開催いたしました。

    大学側も大変協力的であらかじめ学内で1次試験を行い15名を選抜し本選を行いました。優秀者3名と先生計4名を山口県に招待しました。招待にあたり、渡航費はオリエントフエリー様に無料券をいただき、宿泊は梅光学院大学の寮を貸していただき、県内視察は会員の車をお借りし多くの皆様の力をお借りして事業は成功いたしました。翌年もスピーチ大会を開催し学生、先生を山口県に招待いたしました。

    これまで多くの事業を行って参りましたが、民間人の草の根運動一人ひとりの友好交流それらの継続的な積み重ねが大きな友好の輪になると確信しております。これからも私なりに出来る事を一つ一つ行っていこうと思うこの頃です。

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