長城の建造は紀元前の春秋戦国時代に始まり、17世紀の明朝末まで2000年余にわたって続けられた。万里の長城は東から西へ山々に跨がり、峻険な峰々を越え、草地を穿ち砂漠を越えて、中国北方の大地を横断している。
万里の長城は軍事防御工事として、その宏大さ、建築の困難さ、継続時間の長さから見て、中国史上のみならず、世界史上においても稀に見るものである。そのために世界7大奇跡に数えられている。
長城は、中国封建社会の興隆と衰亡とともに、2700年の歴史を刻んだ。その長さは万里(5000km)にとどまるわけではなく中国の東北、華北、西北、黄河流域の16の省?市、自治区のいずれにも長城の遺跡がある。各王朝が建造した長城の長さを全部足せば、5万kmを超え、工事量の膨大さは、ほかのいかなる工事とも比べることはできない。たとえば、これらの工事に使われたレンガ、石、掘り出した土で、幅1m、高さ5mの壁を築けば地球を十数周回ることができる。
1987年、長城は国連ユネスコの「世界の遺産リスト」に正式に登録され、人類共通の財産となった。
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