ホームページ > 中国のイロハ > 中国の世界文化遺産

峨眉山と楽山大仏

 中国の観光名山中、最も高い山――峨眉山は巨大な緑の屏風のように、四川省成都平原の西南にそびえている。遠くから眺めると、柔らかに湾曲した山の輪郭が少女の細く美しい眉を思わせることから、古来「峨眉」と呼ばれてきた。

金頂を始めとする峨眉山の峰々が雲をついて聳え立っている。最高峰の万仏頂は標高3099Mで、史上有名な「五岳(諸神が住むと伝えられる5山)」よりはるかに高い。峨眉山の前方には岩や谷が多く、鬱蒼と木が生い茂り、滝や泉がうねるように山中を流れる。後方は峰や絶壁が険しくそそり立ち、雲が押し寄せる波のように勢いよく流れていく。

  

峨眉山は仏教の霊山として名高い。釈迦牟尼の弟子、普賢菩薩の霊験あらたかな説法を聞ける山と伝えられ、世界最大の石彫弥勒仏像は、岩を背にして粛然と端座し、全体の高さは71Mで、頭部だけでも14.7M、直径は10M。片足の幅5.5M、長さ11Mで、上には100人以上座れる。壮大な大仏の眉間から放たれた「仏光」は峨眉山景勝のトップに挙げられる。

乐山大佛所在的凌云山与三江汇流处

峨眉山は豊かな動物と植物資源を有し、植物は500種を超え、ヨーロッパ全域の植物種をはるかに上回る。中国の鳩の木呼ばれるカラキリを始め、花の西施(絶世の美女)と称されるツツジだけでも29品種に上る。山中にはカレハチョウ、レッサーパンダ、ガゼル、シラサギなどの野生動物が2300種以上生息し、観光客の目を楽しませてくれる。


   


[Suggest to a Friend]
       [Print]