全国人民代表大会(全人代,国会に相当)常務委員会の呉邦国委員長は26日,人民大会堂で,日本の野田佳彦首相と会見した.
呉委員長は次のように述べた.国交を正常化してからの39年間に,両国の関係は曲折を経てきたが,全体的にみると,絶えず発展してきた.双方が調印した四つの政治文書は,両国関係を発展させるための原則を定め,中日関係の政治的基礎を整えた.経済貿易,地方,人文(人と分)分野の両国の交流と協力はこれまでにないレベルに達し,両国と両国人民に重要な利益をもたらし,アジアと世界の平和と安定と発展のために貢献してきた.呉委員長は次のように強調した.中日関係は二国間関係の範ちゅうを大きく超えており,中国側は日本との関係を非常に重視している.来年は中日関係にとって重要な意味を持つ一年で,双方は時代の流れに順応し,中日関係発展の大方向をしっかりとおさえ,政治的相互信頼を絶えず深め,各分野の交流と協力を強化し,国交正常化40周年祝賀行事や「中日国民交流友好年」などのイベントを成功させるために共に努力し,両国民の相互理解と友好的感情を深め,中日の戦略的互恵関係が健全で安定した道に沿って発展するよう促していくべきだ.
議会関係にふれ,呉委員長は次のように話した.中国全人代は日本の衆参両院と定期交流の仕組みを確立し,国家関係の改善と発展を促すために重要な役割を果してきた.双方は今後も,この有効なプラットホームを十分に生かして,自国の内政や対外政策,進む道,共に関心を寄せるその他の問題についての交流と対話を強化し,相互理解と信頼を深め,より多くの政治家,特に若手政治家が中日関係の発展に関心と支持を寄せるよう促し,中日友好事業に参加するよう促していくべきだ.
野田首相は,大地震に見舞われた日本に対する中国政府と人民の貴重な支援に感謝し,次のように述べた.日中は一衣帯水の隣国だ.中国は世界第2位,日本は第3位のエコノミーである.日本を含む国際社会からみると,中国の発展はチャンスであり,地域と世界の平和と安定と発展にも有益だ.日中国交正常化40周年を共同で祝うことを契機として,政府,議会,政党,地方,特に青年の間の友好往来をさらに強化して,日中関係が絶えず発展するよう,中国側と共に努力していきたい.
会見には楊潔チ(竹かんむり+褫のつくり)外交部長が同席した.
(北京12月26日発新華社)