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「中日友好の桜,寂しくはない」康暁雷代理総領事が西日本新聞に寄稿
2020/04/01

    4月1日付の西日本新聞に掲載された康暁雷代理総領事の「中日友好の桜、寂しくはない」と題する署名入り文章の全文は次の通り。

    多くの花見客で賑わうはずだったこの春だが、新型コロナウイルスの感染が拡大した影響で、花見を楽しむことが難しくなり、少し寂しく感じる。観光を含む中日両国間の各分野での交流も深く影響を受け、人の行き来が少なくなっている。だが、中日友好の信念を持つ両国民の心は、寂しくはない。

    中国で新型コロナウイルスの感染が発生した後、両国は互いに支持しながら、共に困難を乗り越え、心の琴線に触れる多くの物語が生まれた。日本政府を始め、地方自治体から友好団体、企業、一般市民まで、日本は全国を挙げて中国へ理解と支援をしてくれた。特に中国と地理的に近い九州・沖縄地域は、このような支援活動の先頭に立って行動されてきた。このような中国への素朴な友好感情は、メディアを通じて中国国民の間で感動を広めた。

    中国政府は常に国民の生命、安全と健康を最優先課題として、国を挙げて新型コロナと戦ってきた。一連の科学的、全面的、厳格的な対応措置を通じて、現在中国国内での感染拡大は収まり、次第に収束に向かっている。中国政府と人民の努力の下、そして日本を含む世界の友人たちの理解と支援もあり、我々は早く感染との戦いに打ち勝つ自信も能力も十分にある。

    一方、日本など世界各地で新型コロナの感染が拡大している現状について、中国は身につまされる思いであり、できる限りの支援をしてきた。中国政府は検査キット、マスクなど医療物資の寄贈や経験などの情報提供を通じて日本側と協力してきた。各地方都市もそれぞれの友好都市などへ向けて物資を寄贈し、経済界や一般市民もさまざまな方法で積極的に日本を支援してきた。

    中国には古くから「滴水之恩、当湧泉相報(一滴の水の恩を、湧き出る泉をもって報いる)」という言葉があり、中国駐日大使館も「頂いた恩を、倍返し、10倍返しでお返ししたい」と話した。まさに中国はそのような気持ちで日本を支援している。

    街中の桜は少し寂しいが、中日友好の桜は寂しくない。助け合う中日両国はウイルスで遠ざかるのではなく、より強い絆で結ばれるようになった。早期に新型コロナが収束して両国間の友好交流が回復し、中日関係が更なる新発展を迎え、そして中日友好の桜がいつよりも美しい花を咲かせ、より多くの中日国民を惹きつけるよう祈念する。

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