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中日外相会談、政治的障害の排除で合意
2006-05-24

  アジア協力対話(ACD)第5回外相会合への出席のため、カタールの首都ドーハを訪問中の李肇星外交部長は23日、日本の麻生太郎外相と会談した。新華社ウェブサイト「新華網」が伝えた。

 会談の中で、双方は次のように述べた。

 ▽李外交部長――中国政府は一貫して中日友好を強く重視しており、「歴史を鑑(かがみ)とし、未来に向かう」という精神に基づいて、両国の善隣友好協力関係の発展に力を入れている。3月31日、胡錦濤国家主席は、(日本の)日中友好団体の責任者との会見で、中日友好や中日関係の改善・発展を重視する中国政府の方針政策を、踏み込んで詳述した。現在、中日の政治的関係は重大な困難に直面しているが、これは両国民の利益に合致せず、国際社会の願いや期待にも合致しない。中国は日本と共に努力し、両国の関係を健全かつ安定的な発展の道へと推し進めていきたい。

 近代のあの不幸な歴史を正しく認識することは、戦後の中日関係の回復と発展のための重要な政治的土台だ。日本の指導者が第2次世界大戦のA級戦犯が祭られる靖国神社への参拝に固執していることは、中国の人民の感情を傷つけるものであり、中日関係の政治的な土台を損なうものだ。この政治的な障害をできるだけ早く取り除くことが、両国の関係を改善し、発展させる上での現実的な課題となる。

 ▽麻生外相――日本は日中関係を強く重視し、中国の平和的な発展を歓迎しており、両国間の3つの政治文書(共同声明、平和友好条約、共同宣言)の原則に従って、日中の友好関係を発展させたいと心から望んでいる。台湾問題において、日本政府は引き続き「一つの中国」の原則を堅持する。日本は胡錦濤国家主席が3月31日に発表された談話を全面的かつ真剣に検討しており、双方がこの談話の精神に基づいて、対話と交流を強化し、相互理解を強め、日中関係の改善と発展のために共に努力することを願っている。

 双方は、中日関係は双方にとって、最も重要な二国間関係であるとの認識で一致。また次の4点を進めるべきとの考えで合意した。

 (1)両国の関係の改善や発展を促すため、両国の戦略対話を強化し、政治的な障害を取り除くために共に努力する。

 (2)経済・貿易の関係を深め、省エネや環境保護などの分野での協力を開拓し、共通の利益を拡大する。

 (3)両国民、特に青少年による友好交流をさらに拡大し、相互理解と友好を増進する。

 (4)両国の外務次官級による安全対話や軍事交流を引き続き展開し、相互信頼を深める。「人民網日本語版」2006年5月24日



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